【超簡単】営業未経験でもステップアップできる3つの手順【テンプレ】
営業の型があるといわれても、何から始めたら良いのか分からない。
どれくらいの時間・量・期間取り組めば良いのか分からない。
ステップアップのロードマップがイメージできない。
こういった疑問・お悩みを抱えている、あなたの声にお答えします。
この記事を読むと、
・営業未経験でも、最短6か月で最低限の営業スキルが身につく
・営業リーダーとして、営業未経験の新入社員を育成することが出来る
細かい点については、一旦省いているので、大まかなステップとしてご理解ください。
本記事の目次
1.営業未経験でも取り組める、3つの手順
① 商材・サービス理解を深める 【目安:1~2か月】
② トークスクリプトをマスターする 【目安:2~3か月】
③ 場数を増やして、現場から学ぶ 【目安:2~6か月】
① 商材・サービス理解を深める 【目安:1~2か月】
以下のような項目で商材やサービス理解を深めるとよいです。
フォーマットやテンプレートという形では整っているところはないと思いますが、以下の項目を参考に、商材・サービスを知っていくことで、自信を持って顧客に商材・サービスを伝えていくことが出来るようになります。
あなたが売ろうとしている
・商材・サービスの【ターゲット】は誰ですか?(価値の提供先)
例)「法人 or 個人」「社長 or 担当者」「業界毎(不動産、飲食、美容など)」「規模(社員100名以上・以下、資本金1億以上、以下など)」
・【強み】と【弱み】は何ですか?
例)強みは、コストパフォーマンスの高さ。
例)弱みは、一部のターゲットにしか対応していないため、それ以外のターゲットには役に立てない。
・その市場・業界における【立ち位置】はどこですか?
例)業界で2番目のシェア、業界成長率ナンバー1、関西・中国地方ではシェアナンバー1
・商材の【ストーリー】(出来た背景や想い、ビジョン)はどんなものですか?
例)代表がこの業界の課題に苦しめられた背景があり、同じような課題を持っている会社を1社でも救いたいとの思いから…
② トークスクリプトをマスターする 【目安:2~3か月】
あなたの部署や会社で、出来る営業マンのトークスクリプトが必ずあるはずです。
そのトークスクリプトがまとまっていれば、それを8割くらいの完成度で話せるように練習すれば、現場でも最低限話さないといけない内容を話せるようになります。
その際に重要なのが、1人でトークスクリプトをマスターしようとしないでください。
ロープレ(ロールプレイング)を通して、トークスクリプトをマスターしていってください。
・メリット…第三者からの評価、フィードバックをもらえる、頭の中で繰り返しているより、アウトプットすることによって、出来ていないことが明確化する。など
・デメリット…慣れていないと、恥ずかしいというのが先立ちます。
(実際、私も営業マンとして3年くらいはロープレが嫌いで、恥ずかしいと思い続けていました。長すぎますね(汗))
ロープレを通してトークスクリプトをマスターしていくと、最短2週間~1か月くらいでマスターできるようになります。
③ 場数を増やして、現場から学ぶ 【目安:2~6か月】
上でマスターしたトークスクリプトとプラスで最低限の質疑応答(よくある質問とそれに対する回答)だけ答えられるようにしたら準備OKです。
あとは、現場に出てみて、そこで出来たこと、出来なかったことを動きながら、徐々にトークに厚みを持たせていけば大丈夫です。
よく聞く話が、「現場に出た時に、全ての疑問質問に答えられないとダメなのではないか?」という質問です。
この答えは、ハッキリしています。「NO」です。
全ての疑問質問なんて、相手によって質問内容も異なってくるため、永遠に”全ての疑問質問”が揃うことはないため、そんなことを言っている内は、一度も営業に出ることはできません。
そんな完璧主義は必要ありませんので、今すぐ捨ててください。
どれだけ準備していても、答えられない質問も出てきますので、その際は潔く持ち帰って後ほど回答するようにしましょう。
その際に、少しのテクニックを下記にて残しておきますね。
・相手からの質問に対して答えられなかった時の回答として…
私:「申し訳ございません。ご質問いただいた内容につきましては、一度持ち帰らせていただいて、3営業日以内に回答させていただきます」
ここでのポイントは、”3営業日以内”というキーワードです。
別に3営業日でなくとも良いのですが、要は「少し多めに数字を出しておく」のです。
上記のパターンでは、3営業日と約束をしているので、3営業日で回答すればよいと思いがちですが、そうではありません。
3営業日ではなく、翌営業日(1営業日)で回答すれば、相手からしたら「仕事が早いな!」と好印象を持たせることが出来ます。
(もちろん、無理のない回答スピードで良いです)
スケジュール設定の目安としては…
・無理のない回答スケジュールが、1営業日~2営業日だとします
・相手に伝える回答スケジュールが、3営業日~4営業日とすれば
確実に1営業日以上は早く対応したように見えます。
こういうテクニックなども使うことで、自分が知らないことをネガティブにするのではなく、ポジティブな機会に変換していきましょう。
2.営業未経験でも、型通りに取り組めば大丈夫な理由
結論からいうと、全く問題ありません。
理由その①:どんな営業職も、最初はゼロからのスタートだから
実際に、部署の先輩も最初は営業未経験だったり、知識ゼロからのスタートでも、今のように営業が出来るようになっているということは、その人独自の能力ではなく、適切なステップを登っていけば、大丈夫ということです。
理由その②:大体の営業部署では、営業研修があり、最短でも3か月~6か月は研修期間として置かれているから
十数名くらいのベンチャー企業とかでなければ、組織として営業部署があり、即戦力として求められているというよりは、3か月~6か月くらいの間に一人前に育って、成果を出せるようになっていれば問題ないです。
逆に焦りすぎて、空回りするよりは、しっかりと期間を定めて、順序立てて成長のステップを登っていくことが重要です。
理由その③:私が実際に、リーダーとして育成スケジュール・ステップとして取り組んでもらって、しっかりと営業成績を挙げれるようになっているから
営業・業界未経験の新入社員に対して、ゼロから情報のインプット、営業としてのトークスクリプトなどの研修を体感していただいて、約3か月~6か月の間で一人前となって、組織の戦力として成長しているのです。
1人だけではなく、複数の人で同様の結果が得られているので、特定の人だけしか当てはまらない方法ではありません。
ここまで読んだ方で、
もしかすると、「本当にステップアップできるのかどうかわからない…」と思っている方がいるかもしれません。
しかし問題ありません。
私も、いろんな営業未経験の人でも着実にステップアップ出来ているのを見ているので、取り組みさえすれば出来るようになる実証済みのステップアップ方法です。
なので、繰り返しにはなりますが、営業未経験でも、型通りに取り組めば大丈夫です。
3.着実にステップアップしていくために必要な5つの考え方・行動
・不要なプライドは捨てる
・最初の3か月は日報を書いてみる
・インプットよりもアウトプットを重視する
・失敗経験はマイナスではない、完全にプラス
・質問の数にこだわる
不要なプライドは捨てる
着実にステップアップしていく際に、一番の障壁になってくるのは、自分自身のプライドです。
プライドが高くて「疑問点を人に聞けない」「失敗したことを誰にも言えない」といったことを良く耳にしますが、そういった方は総じて成長スピードが遅いです。
それよりも極端な例ですが、全くプライドがない人で、何でも質問したり、経験ファーストで行動力のある人のほうが、圧倒的な成長スピードでステップアップしていきます。
一度、自分はプライドが高いほうかそうでないかを問うてみてください。
高いほうであれば、少しでも人に頼ることや自分の失敗経験を話すということを出来るようになっておいてください。
最初の3か月は日報を書いてみる
取り組み始めの行動・悩み・思考は、何よりも1年後・2年後などに活きてくることですし、また新たなチャレンジをする際にも、行動や悩みについても近しい状況になりがちです。
その状況を日報に書き出していれば、1か月目に「どういうことをしていて」「どういうことに悩んでいて」「どういう風に考えていたのか」が手に取るようにわかります。
そうすれば、リアルタイムに振り返って次の2か月目にどう反省点を活かすかも見定めることもできますし、新たなチャレンジをする際にも、同様の失敗をしないように先回りをすることだって可能になります。
難しく考える必要はありません。
その日にやったこと、学び・気付き、悩み・不明点を書き出すだけで大丈夫です。
下に、一例としてフォーマットを載せておきます。
↓↓↓テンプレート↓↓↓
◆〇月〇日
【業務・活動内容】
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【学び・気付き】
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【悩み・課題・不明点】
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↑↑↑テンプレート↑↑↑
インプットよりもアウトプットを重視する
良くも悪くも、日本の教育の賜物なのですが、教科書的に情報やノウハウをインプットすることに慣れてしまっているために、インプットが多くなってしまって情報過多になりがちです。
そうなると、様々な情報やノウハウが頭には蓄積されるのですが、判断基準などがない段階でそれをしてしまうと、頭でっかちになってしまって、行動が全く出来なくなってしまいます。
社会人として成長していく、着実にステップアップしていくためには、アウトプットから学びを得てそこで足りない知識やノウハウをインプットするという順序のほうが正攻法です。
ここで覚えていただきたいのが、
「まずやってみる!足るを知って初めて調べる」
です。
騙されたと思って、まず行動してみてください。
失敗経験はマイナスではない、完全にプラス
上でも上げたように、アウトプットを重視していれば、そもそも失敗経験という認識がなくなるはずです。
失敗経験ではなく、ただのアウトプットの結果でしかありません。
日本では、失敗を恥じるような雰囲気づくりがありますが、本来は「失敗経験をした=誰よりも行動した」ということで称賛されてしかるべきです。
であるならば、失敗経験はあなたにとって、完全にプラスな出来事でしかありません。
(もちろん、失敗だけして振り返らないのは、意味のない失敗ですので、勘違いしないでくださいね)
質問の数にこだわる
プライドの高い人に共通して言えるのですが、「こんなことを聞いても良いのだろうか」「こういう聞き方で良いのだろうか」と迷ってしまって、聞きたいことや疑問に思っていることが聞けずに成長を止めてしまっていることが多いです。
では、質問の質を求めるのではなく、数(量)を求めましょう。
質は量をこなさないと出せないものです。量が質に変わるタイミングがどこかに来ます。
今日、今週、今月はどれくらいの質問をすることが出来ましたか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いくつか、テンプレやテクニックなども公開させていただきましたが、今回のはごくごく一部のものでしかありません。
しかしエッセンスとして、今出来ていない人、悩んでいる人は1つでも取り組んでもらえれば、確実にプラスになってきます。
もう年末ですね。少なくとも2021年1年間は”これに取り組む”と決めて、1つでも1年間継続することが出来れば、2021年の今日振り返ってみたら、今現在のあなたの営業力と比較して圧倒的に成長をしているはずです。
一人では心が折れてしまったり、途中でまぁ、いっか!と辞めてしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、一度こちらまでご連絡ください。話を伺うだけでも、辞めてしまうことの抑止力になるかもしれません。
ぜひ、あなたの営業力アップの応援をさせてください。
年末ということで、今年1年間の振り返りと来年1年間の目標、行動計画(もちろん、失敗も組み込んでくださいね)を立てて、良い年始を迎えましょう!
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